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コンポーネント

アーキテクチャ

SNMPc OnLineはメーカ独自の技術といくつかの業界標準ソフトウェアパッケージを含みます。MSDE(Microsoft Desktop Engine)はデータベース機能を提供し、DBEX.EXEサービスはSNMPcからのデータをこのデータベースにエクスポートします。PHPスクリプトはデータベース内のデータをスキャンし、ApacheまたはIIS Webサーバを通してユーザが確認できるウェブページを作成します。SNMPc OnLineはインストール時にコンピュータ内の既存のウェブサーバがある場合統合しようとしますが、見つからない場合はApache 2サーバをインストールします。これらのプロセスを統合的に機能させるための複数の設定ファイルが保存されています。

Apache

Apacheを使用している場合、設定情報はApache2\confディレクトリにあるHTTPD.CONFファイルに保存されます。このファイルはソフトウェアを移動したり新規インストールを統合する際など変更を加える場合に更新しなければならない、インストールスクリプトを設定する複数のキーエントリを含むテキストファイルです。以下のキー設定が含まれます。

設定説明
ListenTCPポート用の追加用エントリでServerNameエントリと一致している必要があります。
ServerRootApacheサーバが配置されるディレクトリで、デフォルトは'SNMPc OnLine\Apache2'となります。
DocumentRootファイルが保存される先のディレクトリで、デフォルト設定は'SNMPc OnLine\PUB'です。
Alias /SNMPc OnLine/ 使用ファイルのエイリアスとパーミッション情報を示します。
ScriptAlias /php/PHPがインストールされているディレクトリで、デフォルト設定は'SNMPc OnLine\PHP'です。
AddType application/x-httpd-phpPHPスクリプトにリンクさせる拡張子を示し、デフォルト設定は'.php .php4'です。
Action application/x-httpd-php上記タイプを実行するためのPHPスクリプトプログラムを示し、デフォルト設定は'/php/php.exe'です。
DirectoryIndexディレクトリからロードするデフォルトページを示します。デフォルト設定は'default.php4'です。.

SNMPc OnLineに含まれるApacheサービスをインストールした場合は、SNMPcがWindowsアプリケーションとして稼動している場合でも常にサービスとしてインストールされます。これによりSNMPcが稼動していなくてもOnLineのウェブページは表示されますが、SNMPcサーバとDBEX.EXEプロセスが稼動していない場合は新しいデータはエクスポートされません。

SNMPc OnLineが既存のApacheサーバにインストールされた場合は、/SNMPc OnLine/と呼ばれるエイリアスディレクトリ及び必要な場合はPHP拡張子用のスクリプトアクションの追加でApacheの設定ファイルが更新されます。同一アドレスとTCPポートのApacheに接続し、URLの最後にエイリアスディレクトリを追加することで新しいウェブページが表示可能になります。

IIS

SNMPc OnLineをインストールするコンピュータに既存のMicrosoft IISサーバが存在する場合、このサービスと統合するオプションが表示されます。この場合はデフォルトウェブサーバに/SNMPc OnLine/と呼ばれるバーチャルディレクトリが作成され、サーバにPHPが設定されていない場合は'.php4'拡張子に対する新規アプリケーションマッピングが追加されます。インストール完了後はIIS管理コンソールを使用してSNMPc OnLineバーチャルディレクトリ上の全てのパーミッションを編集することができるようになります。匿名アクセスに使用されるユーザアカウントは、MSDEデータベースサービスに接続可能で読み取り可能である必要があります。

PHP

PHPはWindowsディレクトリにあるPHP.INIファイルを使用します。これはシステムに変更を加える場合に更新しなければならないテキストファイルでもあります。SNMPc OnLineが使用するキーエントリは以下の通りです:

設定説明
include_pathSNMPc OnLine用のPHPファイルが保存されるディレクトリを示します。
extension_dirPHPが拡張を検索するディレクトリ(phpchartdir421.dllがどこに配置されているかなど)
SNMPc.dbtypeデータベースのタイプ(1=MSDE/MSSQL)
SNMPc.dbserverデータベースサーバのアドレス
SNMPc.dbsourceデータベース名
SNMPc.dbuserデータベースへのアクセス権を持つユーザ
SNMPc.dbpasswordユーザのパスワード
SNMPc.GraphicXSizeグラフの幅(ピクセル)
SNMPc.GraphicYSizeグラフの高さ(ピクセル)
SNMPc.GraphicTSizeテーブルの幅
SNMPc.Fontテキスト表示に使用されるフォント
SNMPc.FontSizeフォントのサイズ

DBEX

DBEX.EXEはSNMPc情報をウェブページ生成に使用されるMSDEデータベースにエクスポートするプログラムで、インストール時にSNMPcのタスク設定に追加されます。インストールの完了後、SNMPcのタスク設定画面で"SNMPc OnLineエクスポートサービス"が追加されているか確認してください。追加されていない場合は稼動しているSNMPcのバージョンが7.0.12以降であるか確認してください。追加されるエントリは、Window名としてSNMPc OnLineエクスポートサービス、プログラム名としてDBEX.EXEで表示されます。このプログラムはバックグラウンドで稼動し、5分毎にデータの新規バッチをエクスポートします。このサービスはPHP.INIファイルからいくつかの設定情報も使用します。

設定説明
SNMPc.dbtypeデータベースのタイプ(1=MSDE/MSSQL)
SNMPc.dbserverデータベースサーバのアドレス
SNMPc.dbsourceデータベース名
SNMPc.dbuserデータベースへのアクセス権を持つユーザ
SNMPc.dbpasswordユーザのパスワード
SNMPc.serverSNMPcサーバのアドレス
SNMPc.userサービスまたはアドミニストレータ権限をもつSNMPc
SNMPc.passSNMPcユーザのパスワード

MSDE

SNMPc OnLineはMicrosoft SQL Server Expressをインストールします。これはSQLサーバのランタイムバージョンで、MSSQLサービスは起動されている必要がありますがSQLAgentは使用されず開始される必要はありません。既存のSQLサーバがインストールされている場合は、インストール時のオプションでこのデータベースインストールをスキップすることができます。

ONLINE

SNMPc OnLineのインストールにはONLINE.EXEというプログラムが含まれます。このプログラムはSNMPcサーバ上で稼動しSNMPc OnLine用にブラウザウィンドウを開始し、複数の場所から起動することが可能です。メニューはWindowsスタートメニューとSNMPcのツールメニューに追加されます。SNMPC.INIの[StartUp]セクション内に'ONLINE=ONLINE.EXE'エントリを追加することで、SNMPcコンソールにログインした際にこのプログラムを自動的に起動するように設定することもできます。ONLINE.EXEの挙動はSNMPC.INIファイル内の[SNMPcConfig]セクションのPORT_HTTPと[ATR]のAutoLoginの2つの設定によって影響を受けます。PORT_HTTPは、ブラウザが表示される際にSNMPc OnLineに接続するTCPポートを決定し、AutoLoginが'yes'に設定されている場合はブラウザの起動時に現在のログイン認証(ユーザとパスワード)で自動的にOnLineにアクセスします。AutoLoginはログインしている場合、またはツールメニューでSNMPcコンソールからONLINE.EXEを稼動している場合のみに適用されます。

MapDraw

SNMPc OnLineのインストールにはMAPDRAW.EXEというプログラムが含まれます。このプログラムはSNMPc内の監視対象のネットワークデバイスを表現するマップ画像を作成して編集するためのMicrosoft Visioベースのアプリケーションウィンドウを表示します。MapDrawはマップビューに関連付けられたマップビュー画像を作成するための作図ツールで複数の場所から起動することが可能です。メニューはWindowsスタートメニューとSNMPcのツールメニューに追加されます。